みなさんはどんなお正月を過ごされたことでしょう?
管理人の私は学生時代の同窓会が数回重なり、旧友と親交を深めてきました。
どんな宴席でも豊かな食材が溢れている今の日本はある意味幸せでもありますが、何でも食べられる時代はいつまで続くのだろう?新春の新聞紙上に掲載された世界的な食糧の逼迫を懸念する記事を読んでそのような不安が頭をよぎりました。
途上国といわれている中国やインドで飢えに苦しんでいる人々は数億人規模に上るといわれており、こういった大国が今後自国民の食糧確保のため輸出を抑制したり、逆に輸入に力を入れてくることは間違いありません。
現状でも食糧生産のための肥料などの輸出を控えたり、大豆の輸出奨励を撤廃したりする動きは中国で顕在化しています。
日本でも数年後?にはお金を出して豊かな食生活を営める世帯と、お金を出せずに苦しむ世帯の二分化が進むなどという予想もまことしやかに語られるようになってきました。
国には食糧自給率の速やかな改善や減反に伴う耕作放棄園の増加を抑える施策を求めるとともに、単に米余りの対処療法としての減反や転作を進めるのでなく、国産農産物の消費推進や農家が生産した作物の流通環境の改善を促し、日本農業をより活力のあるものにしていく正に骨太な政策の実現を求めます。
消費する我々の意識も「もったいない」精神を発揮して無駄をなくす時代ですね。