昔は周辺に畑や田んぼが多かったのですが、現在は宅地化が進み家庭菜園的な圃場がほとんどです。
園芸を楽しむお客様が肥料や農薬をお求めにみえますが、今年の問題はトマトの黄化葉巻病です。
「新芽が黄色く縮れている」という問い合わせが多く、中には農薬は嫌いだから植えつけてから一度も薬剤散布をしていないという方もいます。
弊社HPでもご案内の通り、黄化葉巻病はシルバーリーフコナジラミが媒介するウィルス病で、トマトとシルバーリーフコナジラミに次から次へと伝播していく厄介な病気です。
家庭菜園だから農薬はまきたくないという気持ちもよく分かりますが、このままでは露地でのトマト栽培は壊滅状態になりかねない勢いです。
薬剤散布に併せて、露地での防虫ネットや粘着シートの利用が不可欠であると感じています。