まず上の写真をご覧下さい。
先週6月26日の写真ですが、この時期に一番花が盛りのいちごってどこのいちごでしょうか?
答えは・・・
「北海道」です。
先週は取引メーカーの会議が札幌であったため、弊社のベリーライトを使っていただいている生産者の方のほ場へお邪魔してきました。
栽培されている品種は「ペチカ」
ホーブ社が苗の提供、果実の集荷販売を行っている北海道の有名な品種です。
見た感じでは樹勢が強く、この時期に頂果房(1番)と第1次腋果房(2番)が連続して出蕾している様子は、促成栽培を見慣れた人間にとっては異様な感じがしました。
しかしこれが四季成りいちごの特性なんでしょうね。
ペチカは3月下旬に苗をポットに植え付け、1ヶ月程度育苗します。(ここで弊社のベリーライトをお使い頂いていて、育苗期間の短縮や根張りの向上に評価を得ています)
それを4月下旬〜5月上旬に高設ベッドに植え付け、7月上旬から11月頃まで収穫となるそうです。
収量は、例えば「章姫」あたりと比較すると2〜3割少ないかな?と思われますが、この時期のいちごは単価面でかなりの優等生だそうで、収益を考えると侮れないものがあります。
夏採り栽培を本州のいちご産地で行おうとすれば、気温の問題など解決すべきことは山積でしょうけれど、周年でいちごを供給するという動きは今後増えていきそうだと感じました。
上はお邪魔した佐藤さんのほ場と、資材の検討を行っている佐藤さん、JAの森下さん、今回お世話になった取引メーカーの清水さん。
そして、もちろん札幌にも行きました。
いつもいつもお世話になっている「サッポロビール」のレンガ作りの工場跡をつかった「サッポロファクトリー」
中は全天候ドームのようになっていて、雪の日でもOKというところが北海道っぽいですね。
時間がなくてを楽しめなかったのがとても残念です。