現在の登録内容はイチゴのうどんこ病に2000倍となっていますが、今年の秋には適用拡大により、イチゴうどんこ病に4000倍、イチゴ炭そ病に2000倍〜4000倍、トマト・ミニトマトの葉かび病に2000〜4000倍での登録が取れる見込みです。
タフパールのタラロマイセスフラバスの含有量は、5X10の8乗CFU/mlとなっており、バイオトラスト水和剤と比較すると5倍量の胞子が入っていることとなります。
これにより病害に対する効果が安定し、特にうどんこ病に対しては化学薬剤と同等の予防効果を得ることができたようです。
どのくらい効くのか?ということで試験事例を紹介します。
まずは単用でのトリフミゾールとの比較
これは多発条件下でのEBI剤との比較なので、結構効いていると判断できるかと思われます。
次が体系処理の結果です。
こちらも化学薬剤の体系処理と同程度以上の効果が確認できます。
化学薬剤の連用は耐性菌や散布回数の問題を避けて通れませんが、生物剤を組み合わせることでこれらの問題もクリアされやすくなります。
そして委託試験事例を抜粋してみると。
赤丸で囲ったところが「タフパール」の防除価です。長野では若干成績が悪いようですが、その他では化学薬剤に勝る効果を示しました。
現在はイチゴうどんこ病のみの登録ですが、適用拡大がなされればバイトラは次第にタフパールにシフトしていくものと予想されます。
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価格 | : | ¥3,360 (税込) |