昨日もホリバーロールの設置試験中に「カラスノエンドウ」を発見。(発見というほどのことでもないですけど(^^;・・・)
ちょっと近づいてみると、なにやら小さい粒々みたいなものが茎にびっしり着いています。
「うわぁ!アブラムシの大群!」
虫が苦手な人、ごめんなさい・・・
ハウス周りの雑草にアブラムシ、ハダニ、スリップスなどが寄生して進入するといった例ですね。
ハウス周りの除草を勧めるのはこういう理由によるものです。
ところが除草して行き場所がなくなった害虫は、新たな寄生場所を求めてハウス内に侵入してくることがあるので、例えば手で取った雑草は土中に埋めるとかポリ袋などで密封して捨てることが必要です。
除草剤を使う場合も殺虫剤を混用して散布することで、雑草に寄生している害虫を殺すこともできます。
除草+殺虫剤+ホリバーロール+防虫ネットという組み合わせは、ハウス周りからの害虫の侵入を抑えるには不可欠といえるでしょう。
アブラムシの写真では後味も悪いでしょうから春の花を数枚。
「カラスノエンドウ」「スズメノエンドウ」は同じマメ科の植物ですが、カラスノエンドウの名前の由来は熟すと莢(さや)がカラスのように黒くなることからつけられたそうです。
スズメノエンドウはカラスノエンドウより小さいということでつけられた名前。
この間に「カラス」の「カ」と「スズメ」の「ス」の間ということで「カスマグサ」というよく似た仲間もあります。
見分け方は莢に入った豆の数がわかりやすいようです。
「カラスノエンドウ」は10個程度。「スズメノエンドウ」は2個。「カスマグサ」は3〜6個の豆が入っています。