名前が
「ナチュクール」
夏場の高温になるハウス内でもマルハナの巣箱の環境を涼しくしてくれるそうです。
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先行していた他社の保冷箱のフォロワーですけど、気をつけたいのが酷暑の時期に巣箱が涼しくてもハチが飛ぶのか?ということです。
マルハナバチは幼虫を育てるためにトマトなどの花粉を集めます。
トマトが花粉を作るのには花芽が形成される時期の環境が重要で、例えば開花の1〜2週間前に30℃を超えるような環境に置かれると花粉ができにくいといわれています。
いくら巣箱が涼しくていい環境であっても、肝心のトマトの花に花粉がないとマルハナバチはトマトには飛んでくれません。
この辺りを理解しないで保冷箱を使うと、ハチは元気でいるけれど肝心の受粉が全く行われなかったということになりかねません。
ナチュクールをお使いになるときは、ハウス内の環境も整えないとダメということですね。
写真は受粉活動をする在来種のクロマルハナバチ
