病害虫予察特殊報とは県内で未発生だった病害虫が初めて確認された時に発令する予察で、今回はナシのフタモンマダラメイガが平成23 年6 月21 日、志太榛原地域のナシ園において発生が確認されたことで発令されました。(6月21日!?)
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フタモンマダラメイガは、主にカキ、クリ、リンゴの枝幹を加害する害虫で、ナシの枝幹への加害は、平成11 年に三重県で確認され、それ以降、愛知県、神奈川県、新潟県、山口県でも確認されている。
その他の作物では、平成18 年に山梨県でブドウ、モモ、スモモ、平成20 年に長野県でスモモの枝幹への加害が確認されている。
(静岡県予察特殊報より抜粋)
とのことで、愛媛県の資料に果実への加害状況がわかりやすく解説してあったので紹介します。
ナシのフタモンマダラメイガの被害と防除(愛媛県)
これによれば6〜7月にシンクイムシの防除を行っている園では果実被害が少ないとのことなので、フェニックス顆粒水和剤あたりで防除していれば大きな問題にはならなそうな害虫?