そのおかげと言うか、弊社のマルハナバチも今年はかなりの量がイチゴの受粉に利用されました。
そんな中で、お客様のJAの指導員の話では、マルハナバチを導入した生産者の方が収量が多い傾向にあるとも。→このことは近いうちにアリスタも交えてデータを出すつもりです。
ミツバチよりも若干コストがかかるマルハナバチ利用ですが、そういったメリットがあればミツバチの代替として勧めるのもアリですね。
ご存知の通り、清水では古くからミカンの栽培がされていて、ミカンの花を利用した養蜂も一般的に行われていました。
そんなんで、ミカンからイチゴに転換した生産者で、今でも養蜂をしているという方が結構います。
今日は別件で三浦さんの畑にお邪魔したら分蜂?の作業中でした。

いつもは自分で増やしたミツバチを数群確保しているのですが、今シーズンは全ての群がいなくなってしまい養蜂業者から新しい群を購入したそうです。
その蜂が順調に増えてやっと分蜂できるそうです。
写真は女王のいる巣板を他の箱に移すところ。
この後二つに分けた群がそれぞれに育って、最後に2群として使えるそうです。
(写真に見える黒い点はミツバチです)
そんなミツバチの群を守るためにも、蜜源となる花が必要です。
三浦日本平農場ではそんな花の栽培も始めました。

クラピア(イワダレソウ)です。
芝生の10倍程度のスピードで地面を被覆して、春〜夏にかけて可憐な花を咲かせます。

多分もう一月もすれば、地面が緑のじゅうたんとなることでしょう。
クラピアにはミツバチなどの採蜜昆虫が集まってきます。
この植物がミツバチの群の保全に役立てばと思う今日この頃・・・