今回は三菱社製の暖房機です。
前回のネポン社製暖房機とは接続方法が違います。
ネポン社製暖房機ではファン出力端子にきつつき君の青端子(ファン入力)を、周辺機器電源端子にきつつき君の赤端子(電源)を接続しましたが、今回の三菱社製暖房機の場合はブレーカーにきつつき君のコードを接続します。
1.暖房機のファンを手動で回すとスイッチが入るブレーカーにきつつき君のコードを接続します。
2.そのブレーカー13番、14番端子にきつつき君のファン入力コード(青)をつなぎます。
3.続けて同じブレーカーの1番、3番端子に、きつつき君の電源コード(赤)を接続して完了。
電源を入れると待機中の表示。
これで暖房機が自動運転すると、きつつき君も投入を始めます。
今回は高設栽培のイチゴということで、ベンチ下のダクトにきつつき君の投入機を設置しました。
日常の作業にも邪魔にならずいい感じです。
イチゴのうどんこ病防除には硫黄のくん煙が広く使われていますが、硫黄くん煙はポリなどの被服資材を傷めて寿命を短くしてしまう弊害が指摘されています。
ボトキラーのダクト内投入は、被服資材を傷めることなくうどんこ病の予防が可能です。
暖房機が稼動する前から、手動でファンのみを回してボトキラーを散布することで各種病害の予防が手軽にできるダクト散布は、理想的な病害の予防法と言えます。