これにより数ヶ月の猶予を経て、セイヨウマルハナバチを施設内で利用する際はネット展張などの野外への逃亡防止策を実施した上で、国への申請→使用許可が必要となります。
使用ルールなどの詳細については19日の全体会議で決まってくるようです。
生産物価格の低迷や、施設の暖房に使う重油の価格高騰がトマト生産者の採算を悪くしていますが、更に施設開口部へのネット展張は経費の増加を招くものです。
しかしながら特定外来生物に指定されたからには、野外への逃亡を防ぐ対策は不可欠になってきます。
今後どの程度の対策が必要なのか明らかになってくると思われますが、例えば「天窓の片側はマルハナバチ使用時に必ず閉じておけばそちら側にはネット展張は不要」などの猶予策も国として提示して欲しいと感じます。