元々は台湾原産で1983年に沖縄に侵入したとされるヤンバルトサカヤスデが、数年来本州でも確認されて当地清水(静岡)でも山間部を中心に問題となっています。
人を刺したり噛んだりすることは無いそうですが、何と言っても繁殖期の10〜12月頃に異常発生して大量の人差し指位のヤスデが家の中に入ってくるので、発生地区の方々にとっては大問題です。
拡散の原因は生息地から樹木の苗木や土木工事などで土が移動されるときに、卵や幼虫が一緒に付いてきてしまったものと言われています。
ヤスデは日光や乾燥、寒さを嫌うので、1.家屋周りの掃除や片付けを行って、日当たり、風通しを良くする。2.山際や空き地の清掃を行い人家に寄ってくるヤスデを減らす。3.産卵場所や越冬場所となる落ち葉や敷き藁の撤去など、畑や周辺の環境整備。がヤスデが棲みにくい対策となります。
また、家屋周りに薬剤を帯状に散布することも効果的な方法です。
成虫になる前の亜成体は6月〜7月に発生するので、今頃からの防除が必要となります。
地域は限られますが(静岡市南部の山手の一部)、市から薬剤購入の補助金も受けられるので、お困りの際は弊社までお問い合わせ下さい。
大発生地の九州で効果を上げている薬剤「コイレット」をWebShopで紹介しました。
posted by savegreen administrator at 10:06|
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